DeFimans注目記事ピックアップ:Stripe主導の決済ブロックチェーンTempoがメインネットローンチ——AIエージェント向け決済プロトコルも公開
DeFimans注目ポイント:決済大手がステーブルコイン基盤に本格参入
決済大手のStripeと暗号資産投資会社Paradigmが支援する決済特化ブロックチェーンTempoが、水曜日にメインネットをローンチし、ステーブルコイン決済システムをテスト段階から本番運用へと移行させた。
同ネットワークは、大量のトランザクションを高速かつ低コストで処理するよう設計されている。米ドルなどの法定通貨に連動したデジタルトークンであるステーブルコインを使った送金を、カードや銀行振込と同じくらい簡単に、しかもより高速で、いつでも利用可能にすることを目指している。
今回のローンチは、12月に開始されたパブリックテストネットに続くものである。テストネットでは、Mastercard、UBS、Klarna、Visaなどの企業がネットワーク上での決済送金を実験していた。このフェーズでは、開発者が給与支払いや国際送金などの日常的な金融活動をステーブルコインでどのように処理できるかを検証した。
メインネットのローンチと併せて、Tempoは「Machine Payments Protocol」を導入した。これはStripeと共同開発したシステムで、ソフトウェアプログラムが自律的に決済を行えるようにするものだ。これにより、アプリケーションや人工知能(AI)ツールが、データやコンピューティングパワーなどのサービスに対して、各ステップで人間の承認を得ることなく支払いを行うことが可能になる。
Tempoはまた、国際送金や大人数の労働者への一括支払いなど、より身近なユースケースもターゲットにしている。これらのプロセスは通常、数日を要し、複数の仲介業者が関与するものである。
今回のローンチは、グローバルな決済処理企業が、ブロックチェーンレールとステーブルコインを国際金融の重要なインフラとして捕える動きが強まる中でのものである。Mastercardは今週、ステーブルコインインフラスタートアップのBVNKを18億ドルで買収し、自社の決済ネットワークにデジタルドルを組み込むことを発表した。この動きは、StripeによるステーブルコインスタートアップBridgeや暗号ウォレット企業Privyの買収に続くものである。
Tempoはまた、「エージェンティックファイナンス」における地位確立も目指している。これは、AIエージェントがマイクロ決済を必要とする特定のサービスに対して、ブロックチェーンを利用して支払いを行う新たなトレンドである。
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