DeFimans注目記事ピックアップ:ミームコインの市場で大逆転が起きる可能性
ミームコインがチェーンの覇権の鍵を握る時代!?
本を表紙で判断するなというが、
ブロックチェーンはミームコインで判断すべきだ。
そして今、Solanaのミームコインは総じて史上最高値を記録している。CoinGecko上では、時価総額7,500万ドル以上のミームコインが57種存在する。そのうち16銘柄がSolanaネイティブで、18銘柄がEthereum上にある。残りの40%はBase、Bitcoin、Avalanche、Binance Chainなどの各チェーンに分散している。
実は、このSolanaのミームコイン群は水曜日に過去最高の98.4億ドルを記録し、本日はそれをやや下回る水準で推移している。
一方、Ethereumのミームコインは総額約190億ドルとなっているが、その約60%をShiba Inuが占めているのが現状だ。
なお、CoinGeckoの数値は、Pump.funに掲載されている全銘柄を網羅していないため、ミームコイン市場の全体像を完全には反映していない可能性がある。ただし、それらを含めたとしても、全体の傾向に大きな違いは生まれないだろう。
注目すべきは、Bitcoinが3月にピークを付けた際のレベルからEthereumのミームコインが35%も下落し停滞を続ける一方で、Solanaのミームコインは今なお勢いを増している点だ。
Ethereumの熱心な投資家たちも、Bitcoin系やBase系のミームコインに賭けた強気派ほど悲惨ではないと考えるべきだろう。
Base上には現在も主要なミームコインはDEGENとBRETTの2種のみで、合計時価総額は約10億ドルで足踏み状態が続いている。
一方、Bitcoin上では時価総額7,500万ドルを超えるRunesが3種存在する。5月には一時的にBitcoin系のミームコインの価値がBase系を上回る場面もあったが、現在の両エコシステムはほぼ互角の状況だ。
業界では、SolanaがEthereumを追い抜く可能性に注目が集まり、その前兆を掴もうと、分散型取引所(DEX)の取引高や手数料支出の動向を注視している。
だが私見では、そうした指標よりも、ミームコイン市場における覇権の逆転こそを注視すべきではないだろうかと考えている。
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