熾烈化するレイヤー1競争での新たな一手となるか?

決済企業Stripeは、レイヤー1ブロックチェーンAptos(APT)向けにクリプトサービスを拡大し、ステーブルコイン発行企業Circleは同ネットワークに主力ステーブルコインのUSDCを展開する予定と、エコシステム開発組織のAptos財団が木曜日、CoinDeskに明らかにしました。

これまでUSDCは、同ネットワーク上ではブリッジ版でのみ利用可能でした。Circleは、異なるブロックチェーン間でUSDCを移動させるツールであるクロスチェーン転送プロトコル(CCTP)にAptosを追加する予定です。これによりAptosは分散型金融(DeFi)アプリケーションとの接続性が向上します。

StripeはAptos上でクリプトオンランプサービスを提供し、加盟店が従来型決済システムとブロックチェーン間で資金を移動できるよう支援します。ユーザーはAptos対応の暗号資産ウォレットを通じて、法定通貨を直接USDCに変換することが可能になります。

「当社のクリプト製品内でAptosブロックチェーンのサポートを追加することで、消費者と加盟店がステーブルコインを使用したより効率的なグローバル資金フローにアクセスできるようになります。これは世界中からの支払いを受け入れる小売店であれ、クリエイターがどこにいても支払いを行うプラットフォームであれ、同様です」とStripeのクリプト部門責任者John Eganは声明で述べました。

Stripeは今年初め、グローバル決済におけるブロックチェーン機能を強化するため、ステーブルコイン決済企業ブリッジを11億ドルで買収しています。

元記事:

https://www.coindesk.com/business/2024/11/21/payments-giant-stripe-brings-crypto-services-to-aptos-as-circles-usdc-stablecoin-launch-on-the-network