8/26(火)「Bitcoin Staking & Institutional Custody」

イベントレポート

株式会社DeFimans(所在地:東京都港区、代表取締役:小野 暢思・佐藤 太思、以下「DeFimans」)は、株式会社Next Finance Tech(所在地:東京都港区、代表取締役:徳力創一朗・土田真也)と共催で、2025年8月26日(火)に「Bitcoin Staking & Institutional Custody」を開催しました。

イベント概要
本イベントには、国内外の金融機関、CEX、web3プロジェクト、カストディ事業者、VC、機関投資家など、業界を代表するプレイヤーが一堂に会しました。
会場にはスポンサー企業やメディアパートナーが集結し、約100名が来場し、大いに盛り上がりました。

開会・オープニングセッション
イベントはDeFimans代表取締役の小野暢思による司会で進行。
オープニングスピーチでは主催であるDeFimans・Next Financial Techによる会社紹介、そしてタイトルスポンサーBabylon Labsの紹介が行われました。

続いてスポンサー各社がステージに登壇。
乾杯と記念撮影を行い、和やかな雰囲気の中で幕を開けました。

スポンサー紹介
その後、スポンサーによる会社紹介が行われました。
Zaif:代表取締役社長 大島卓也(代理:北野)
SBI Zodia Custody:代表取締役社長 狩野弘一
Rootstock:APAC Ecosystem Lead, Ron Tan
Utila:Head of APAC, Jonathan Sam
BIMA:Founder and CEO, Sid Sridhar
Cradle:Business Development Director, Miguel
DSRV:Head of Business Development, Michelle Choi

Babylon基調講演
Beyond Staking: Making Bitcoin Fully Productive Through Trustless Vault
~ステーキングのその先へ ― トラストレス・ボルトでビットコインをフル活用~

Babylon共同創業者のFisher氏は基調講演で、数日前に発表した新ホワイトペーパー「Trustless Bitcoin Vault」を紹介しました。
Fisher氏は「ビットコインは価値保存には優れるが、活用性に乏しい」と指摘し、Babylonのステーキング・プロトコルによって初めて“生産的資産”として利用できるようになったと説明。Trustless VaultはネイティブBTCをラップやブリッジなしでDeFiに参加させ、既存のレンディングプロトコルとも接続可能にすると述べました。
「現在DeFiに参加するBTCは全体の1%未満だが、この仕組みによりすべてのBTCが活用できる未来が開ける」と話し、参加者に「Bitcoinを基盤にした新しい金融プロダクトを共に築こう」と呼びかけました。
パネルディスカッション①
BTC DeFi エコシステム

モデレーター :小野 暢思(株式会社DeFimans・代表取締役)
スピーカー :Jing Xiong(Solv, CBO)
スピーカー :Luke Xie(SatLayer, Co-founder & CEO)
スピーカー :Miguel(Cradle, Business Development Director)
スピーカー :Ron Tan(Rootstock, APAC Ecosystem Lead)
スピーカー :Michelle Choi(DSRV, Head of Business Development)

本セッションでは、BTC DeFiへの注目の理由や各社の役割、今後の展望について意見が交わされました。
Ethereumとの比較を踏まえた拡張余地や、BTCを「担保資産」として活用する可能性が語られ、レンディングや保険など多様なユースケースも提示され、参加者は具体的な事例に熱心に耳を傾けていました。
パネルディスカッション②
カストディのイノベーションについて

モデレーター :小野 暢思(株式会社DeFimans・代表取締役)
スピーカー :大島 卓也(株式会社Zaif・代表取締役社長)
スピーカー :狩野 弘一(SBI Zodia Custody株式会社・代表取締役社長)
スピーカー :Jonathan Sam(Utila, Head of APAC)
スピーカー :Sid Sridhar(BIMA, Founder and CEO)

本セッションでは、暗号資産カストディの現状と今後について議論されました。伝統的金融との違いや融合可能性、セキュリティと利便性の両立が主要テーマとなり、「まずは守りを固める」姿勢の重要性が強調されました。
各社はB2C・B2B両面でのサービス拡充や運用サービス提供、モジュラー型ソリューション開発などのロードマップを示し、カストディの進化が業界の信頼性向上と投資促進につながると期待を述べました。
ネットワーキング
後半は立食形式のネットワーキングが行われ、フリーフロードリンクやブッフェを楽しみながら、国内外の参加者が積極的に交流。
業界横断的な新たなコラボレーションの可能性が広がる時間となりました。
日々情報が生命線となるweb3業界での情報交換とコラボレーションは、業界全体のグローバル水準の引き上げに貢献すると信じ、DeFimansは今後も交流イベントの実施・参加の体制を強化してまいります。

Bitcoin Staking & Institutional Custody
イベント名:Bitcoin Staking & Institutional Custody
開催日時:2025年8月26日(火)17:30 – 20:30 (17:00受付開始)
会場:東郷記念館1F
主催:DeFimans・Next Finance Tech
タイトルスポンサー:Babylon Labs
スポンサー:Zaif・SBI Zodia Custody・Rootstock・Solv・Utila・BIMA・Cradle・DSRV・SatLayer
ロゴスポンサー:Halborn・ShareX・B² Network
メディアパートナー:Bitcoin.com・WebX
コミュニティパートナー:Kudasai JP

Babylon Labsについて
Babylon Labsは、世界初のトラストレスかつセルフカストディ型のビットコインステーキングプロトコルを開発しました。これにより、ビットコイン保有者は、PoSチェーン、L2、データアベイラビリティ(DA)レイヤーなどのプルーフ・オブ・ステーク(PoS)システム上でBTCをステーキングでき、第三者によるカストディ、ブリッジソリューション、ラッピングサービスなしで、ステーキング報酬を得ることが可能になります。
公式サイト: https://babylonlabs.io/
X: https://x.com/babylonlabs_io
Telegram: https://t.me/babyloncommunity
Discord: https://discord.com/invite/babylonglobal
株式会社Zaifについて
Web3黎明期から多くのユーザーに支持される暗号資産取引所「Zaif」を運営。「暗号資産で資産形成ならZaif」を掲げ、初心者にも安心なサービスを提供しています。2025年上期には大口取引サービスを刷新し、現在はBTCステーキングの提供開始に向け準備を進めています。
公式サイト:https://zaif.jp
X:https://twitter.com/zaifdotjp
SBI Zodia Custodyについて
共にグローバルに展開する金融機関であるSBIと、StandardChartered系列のZodiaCustodyの協力から生まれた当社は、金融機関が求めるカストディ・サービスを暗号資産において展開することを目指します。
公式サイト:https://www.sbizodiacustody.com/
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/sbi-zodia-custody/
Rootstockについて
Rootstockは、Bitcoinによってセキュリティが確保された先進的なスマートコントラクトプラットフォームです。Bitcoinのハッシュレートの80%以上とマージマイニングされており、ネイティブトークンRBTCを基盤に、EVM互換のDeFiを実現。現在のTVL(預かり資産総額)は2億5,000万ドルを超えています。レンディング、ステーブルコイン、スワップなど200以上のdAppsが展開されており、RootstockはBitcoinネットワークにスケーラブルで安全なDeFiをもたらしています。
公式サイト:https://rootstock.io/
X:https://x.com/rootstock_io
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/rootstock-io/
Solvについて
Solv Protocolは、貸付、リキッドステーキング、そしてBTCに特化した利回りプロダクトを提供することで、1兆ドル規模のビットコイン金融エコノミーを強力に推進しています。ビットコインを資本効率性に優れた、利回りを生む資産へと進化させ、ビットコインを基盤としたDeFiエコシステムを確立します。これにより保有者が新たなユーティリティを解放し、安定したリターンを生み出し、次世代のプログラマブルで分散型の金融インフラに参加することを可能にします。
リンク集:https://link3.to/solvprotocol
Utilaについて
Utilaは、機関投資家向けの安全なオールインワン型デジタル資産運用プラットフォームです。あらゆる規模の組織がデジタル資産を安全に管理・構築できるよう支援します。Utilaは、安全なMPCウォレット、細かなポリシー管理、充実したAPI、決済およびトークン化エンジン、銀行システムやAML・取引所・DeFiなどとのシームレスな統合機能を提供しています。月間100億ドル以上の処理実績、累計600億ドル超のトランザクションを安全に取り扱っており、業界のリーダーたちから信頼され、急成長をしています。
公式サイト: https://utila.io/
Linkedin: https://www.linkedin.com/company/utila-io/
X: https://x.com/utila_io/
BIMAについて
BIMAは、BTCを完全に自己管理したまま、USBDというビットコイン担保型ステーブルコインを使って複数のチェーン上で利回りを得られるDeFiプラットフォームです。
公式サイト: https://x.com/BimaBTC
リンク集:https://linktr.ee/bimabtc
Cradleについて
Cradleは、Babylon Genesis EVM上に構築されたBTCFiネイティブの分散型取引所(DEX)で、スポット取引とオプション取引の両方を提供します。Babylonの初期エコシステム構築支援のもと開発され、BTCステーキングインフラとの連携を前提に設計されています。主な特徴として、深い流動性、競争力のあるAPR(年利)、オプション戦略を活用したストラクチャード・プロダクト・ボールトなどがあり、CradleはBabylonエコシステムおよびBTCFiムーブメント全体の成長に貢献することを目指しています。
公式サイト: https://cradle.exchange/
X:https://x.com/Cradle_DEX
Telegram: https://t.me/CradleExchage
DSRVについて
DSRVは、ブロックチェーンインフラ領域をリードする企業であり、ステーキング・カストディ・バリデーターを垂直統合したA to Zのソリューションを、160以上の機関に提供しています。韓国で唯一、政府認可を受けたVASP(仮想資産サービスプロバイダー)バリデーターとして、これまでに30億ドル相当のデジタル資産を管理。60以上のネットワークで事業を展開し、2026年のIPOを準備中です。
公式サイト: https://dsrv.com
X:https://x.com/dsrvlabs
Linkedin: https://www.linkedin.com/company/dsrvlabs
SatLayerについて
ビットコインを基盤とした新たな経済圏:SatLayerはビットコインの経済レイヤーとして機能し、この最高の資産を完全プログラマブル化します。これにより、クリプト業界が長年にわたって基盤を築き上げてきた次世代金融システム(DeFi、ステーブルコイン、RWA)において、ビットコインをグローバル準備資産へと変革します。
公式サイト:https://satlayer.xyz/
X:https://x.com/satlayer
Halbornについて
大手金融機関やWeb3エコシステムのリーダー企業から信頼を受けるHalbornは、エンタープライズグレードのデジタル資産向けブロックチェーンソリューションを提供する業界最先端の企業です。スマートコントラクト監査、ペネトレーションテスト、各種アドバイザリーサービスをはじめ世界トップクラスのセキュリティソリューションを提供します。
公式サイト:https://www.halborn.com/
ShareXについて
ShareXは、RWA(現実資産)を通じてシェアリングエコノミーの「金融レイヤー」を構築しています。
世界中の100以上の主要なシェアリングエコノミーブランドと連携し、IRL(実世界)オンボーディングの標準化ツールキットを提供します。
これにより、多数の実世界デバイスとユースケースをオンチェーン化し、「リアルな行動(Real-World Actions) → 資産化(Assets) → 実利用(Adoption)」という流れを実現します。
公式サイト: https://www.sharex.network
X : https://x.com/ShareX_Network
B² Networkについて
B² Networkは、モジュール型のビットコインスケーリングソリューションです。主に下記のコンポーネントで構成されます。:
・B² Rollup(レイヤー2):ゼロ知識証明に基づく検証コミットメントを活用した、ビットコイン初のロールアップ
・B² Hub(レイヤー1.5):ビットコインネットワーク上でファイナリティを実現する、初のビットコイン向けデータ可用性(DA)レイヤー
・B² Buzz:TVL(預かり資産総額)5億ドル超のBTC-Fiプロダクト
・MiningSquared:自動サブスク型のBTC利回り商品を提供する、初のビットコインマイニングプール
公式サイト:https://www.bsquared.network/
X:https://x.com/BsquaredNetwork
Bitcoin.comについて
Bitcoin.comは、暗号資産および分散型金融(DeFi)への導入をグローバルにリードするプラットフォームです。2015年の設立以来、安全なセルフカストディ型ウォレット、暗号資産の購入・売却・取引・運用ができる統合型アプリ、そして業界の最新ニュースを発信する「Bitcoin.com News」など、多面的なサービスを提供しています。世界中の数百万人にとって、暗号資産とWeb3への信頼できる情報の入口として機能しています。
公式サイト:https://www.bitcoin.com/
X:https://x.com/BTCTN
Kudasai JPについて
Kudasai JPは、日本最大の暗号通貨コミュニティであり、ブロックチェーン技術およびWeb3の発展を促進することを目的としています。2024年に設立された子会社のOmakaseは、Web3インフラストラクチャーの提供事業を行っています。
公式サイト:https://kudasai.co.jp
X:https://x.com/kudasai_japan
株式会社DeFimansについて
株式会社DeFimansはグローバルなフィールドでプロジェクトを手掛けるプロフェッショナルファームです。金融・IT・エンタメ領域を中心とした国内外の多様な産業における新規事業・web3事業の支援にフォーカスしており、戦略策定から実行支援までを一気通貫で手掛けています。また、ステーブルコインの企画や活用戦略の策定、発行に係る実務支援をしております。
代表者:代表取締役 小野 暢思・佐藤 太思
所在地:東京都港区虎ノ門5丁目1番4号 東都ビル9F
設立:2022年7月
事業内容:
トークノミクス、DeFi、GameFi・ブロックチェーンゲーム、海外展開、事業戦略、新規事業開発、ブロックチェーン社会実装、NFT、dApps、DAO等に係るコンサルティング支援
資金調達・資本政策、マーケティング、翻訳等のハンズオン支援、Messari JAPAN運営
公式サイト:https://defimans.com/
X(旧Twitter):https://twitter.com/DeFimans
Medium:https://medium.com/@DeFimans
総合お問合せ:info@defimans.com
株式会社Next Finance Techについて
日本国内を拠点とするノードオペレーターとしてグローバル・日本国内の法人のお客様にステーキング・サービスを提供しているブロックチェーン・インフラ企業です。
オペレーターとしてのこれまでの実績を活用し、暗号資産の運用・管理システムの開発やコンサルティング事業など幅広いソリューションをお客様に提供しております。
代表者:代表取締役 徳力創一朗 土田真也
所在地:東京都渋谷区神宮前2-12-1 ウェールビル4階
設立:2021年5月
事業内容:バリデーター参加・ノード運用代行業務、法人向け暗号資産レポーティング業務、コンサルティング業務、DeFi、ETHステーキング、BTCステーキング
公式サイト:https://nxt-fintech.com/
X(旧Twitter):https://x.com/nxt_fintech
総合問い合わせ:support@nxt-fintech.com