DeFimans注目記事ピックアップ:Tether、準備金にビットコイン7000万ドルを追加—保有は97,000BTC超に
DeFimans注目ポイント:USDT発行元TetherがBTC保有増額
世界最大のステーブルコインUSDTの発行元は、利益の最大15%をBTCに再投資する戦略の一環として、累計で97,000BTC超(約71億ドル超)のビットコインを保有するに至った。
要約:
・ブロックチェーンデータによれば、Tetherは準備金に追加で約7000万ドル相当のビットコインを加え、保有は97,141BTC(約71.6億ドル相当)となった。
・同社は2023年の方針に基づき、実現した営業利益の最大15%をビットコインに配分し、継続的に買い増している。
・Tetherは2025年に100億ドル超の利益を報告しており、金など他の代替資産にも分散を進めている。
世界最大のステーブルコインUSDTを手掛けるTetherは、USDT事業に紐づいた継続的な積み増し戦略のもと、準備金として保有するビットコインをさらに約7000万ドル分増やした。
Arkham Intelligenceのブロックチェーンデータによれば、水曜日にBitfinexから「Tether: BTC Reserve」とラベル付けされたウォレットへ951BTCが移動した。このアドレスは、CEOのPaolo Ardoino氏が、同社の過去の購入分の送付先として以前に確認していたものと一致する。
同社は今回の購入についてコメント要請に応じなかった。
このウォレットは現在、97,141BTCを保有しており、現行価格で約71.6億ドル相当となる。これによりTetherは、世界的にも最大級のビットコイン保有者の一つに位置付けられる。bitcointreasuries.netのランキングによれば、仮にTetherが上場企業であれば、Strategy(MSTR)に次ぐ第2位のBTC保有企業になるという。
今回の購入は、2023年に導入された「実現した営業利益の最大15%をビットコインに配分する」という方針の一環だ。暗号資産を購入するために資本を調達するタイプのトレジャリー戦略とは異なり、Tetherは本業で生み出された余剰収益を用いている。
Tetherのドル連動トークンUSDTは、時価総額がおよそ1850億ドルの最大ステーブルコインである。同社は、USDTの成長と、裏付け資産として保有する米国債からの収益増加を背景に、2025年に100億ドル超の純利益を報告した。
Tetherの準備金は主に現金同等物で構成されており、米国政府債へのエクスポージャーは最大1410億ドルにのぼる。また、負債1865億ドルに対して63億ドルの超過準備金があると報告しており、発行済みトークンに対するバッファーとなっている。
米国債に加えて、Tetherは代替資産でのポジション構築も進めている。最新報告では金の保有が174億ドルと示され、より広範な分散戦略が浮き彫りになった。
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