DeFimans注目ポイント:ETF最新動向

2つのファンド(STBQとTKNQ)は、いずれも経費率が69ベーシスポイントである。

要点:
・資産運用会社のAmplify ETFsは、ステーブルコインおよびトークン化資産にエクスポージャーを提供する2本のファンドを市場に投入した。

・STBQはステーブルコイン技術に、TKNQはトークン化技術に焦点を当て、特定のMarketVector指数を追跡する。

・両ファンドはいずれも69ベーシスポイントの経費率を持つ。

運用資産160億ドル超のファンド・プロバイダーであるAmplify ETFsは、投資家にステーブルコインおよびトークン化資産の背後にある企業や暗号資産へのターゲット型エクスポージャーを提供する新しい2本のETFを市場に投入した。

Amplify Stablecoin Technology ETF(STBQ)は、決済企業、暗号インフラ・プロバイダー、ステーブルコインによる取引を可能にするプラットフォームへのエクスポージャーを提供する。

同ファンドはMarketVector Stablecoin Technology Indexを追跡し、株式や、DeFiプロトコルやステーブルコイン周辺のトークンといった暗号資産を含む。Amplifyのウェブサイトによれば、現在の保有銘柄は24で、その最大構成はXRP、SOL、ETH、LINKへのエクスポージャーを提供する現物型暗号ETFである。

Amplify Tokenization Technology ETF(TKNQ)は、実世界資産(RWA)のデジタル化を可能にする事業に焦点を当て、MarketVector Tokenization Technology Indexを追跡する。

TKNQは現在53の保有銘柄を有し、最大構成は、スポット暗号資産価格へのエクスポージャーを提供する同様のETFに加え、いくつかの株式で構成されている。

両ファンドはいずれも合計経費率が69ベーシスポイントで、NYSE Arcaで現在取引されている。

この提供タイミングは規制の変化と一致している。7月に署名された米国のGENIUS法(Genius Act)は、ステーブルコインのための連邦フレームワークを整備し、コンプライアンスと監査要件を明確にすることで、機関がステーブルコインを用いてトークン化資産を決済する道も開いた。

元記事はこちら
https://www.coindesk.com/business/2025/12/23/amplify-etfs-targeting-stablecoin-and-tokenization-sectors-open-for-trade